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クロスプラットフォームプレイのやり方とゲームタイトル7つを紹介

作成者: Diarkis マーケティングチーム|2022/01/31 4:38:19

クロスプラットフォームプレイとは、ゲーム機などのプラットフォームの垣根を越え、ネット回線を通じて離れた場所にいる友達と一緒にゲームをプレイすることです。昨今ではeスポーツの台頭によって注目を浴び、クロスプラットフォームプレイに対応したゲームタイトルが増えています。

この記事では、クロスプラットフォームの概要と始め方、メリットやデメリットについて、これからクロスプラットフォームプレイを始めたい方にもわかりやすく解説しています。クロスプラットフォームプレイに対応した人気のゲームタイトルも紹介します。

1. クロスプラットフォームプレイとは?

この項目では、クロスプラットフォームプレイの特徴について解説します。

クロスプラットフォームプレイの特徴

クロスプラットフォームプレイとは、同じゲームタイトルを、ゲーム機、スマートフォン、PCなど、プラットフォームの垣根を越えてプレイできることを指します。ゲームの比較的新しいトレンドで、対応しているゲームタイトルは増えつつあります。

2. クロスプラットフォームプレイのメリット・デメリット

クロスプラットフォームプレイにはメリットとデメリットがあります。この項目では、それぞれ2つずつピックアップして解説します。

メリット① ゲーム機が違っても一緒にマルチプレイができる

クロスプラットフォームプレイでは、デバイスやゲーム機などのプラットフォームを気にせずに友達と一緒にプレイできます。

ゲーム機には、PlayStation、Xbox、Nintendo Switchなどがあり、対応しているゲームタイトルを選べばクロスプラットフォームプレイが可能です。友達や仲間、家族とプレイしたいときにゲーム機を同じものでそろえる必要はありません。

クロスプラットフォームプレイの場合、同じプラットフォーム同士のみでプレイできるように設定することも可能です。例えば、自分が使っているPlayStation5のユーザーのみとマルチプレイをしたい場合には、「オプション」からPS5のユーザー同士の限定マルチに設定します。

メリット② ゲームをプレイするハードの選択肢が増える

クロスプラットフォームプレイの魅力は、プラットフォームの垣根を越えて、友達とプレイできることだけではありません。

同じIDでログインすれば、自分が持っているゲーム機でもPCでもスマホでも遊べます。画面が小さなスマホからテレビの大画面で、パソコンでしてたプレイの続きを外でスマホで。クロスプラットフォームプレイができるゲームタイトルなら、1つのIDでマルチな環境で遊べます。

PCでゲームをプレイする場合、いくつかあるゲームプラットフォームの中から1つ選んで会員登録する必要があります。一度登録すれば、対応したサイトで遊びたいゲームタイトルをダウンロードするだけです。スマートフォンの場合、アプリをダウンロードしてIDとパスワードを登録します。

デメリット① PS4はロードが遅く周回の足並みが揃いにくい

PCヤスマートフォンに比べると、PlayStation4のロードはとても遅いです。複数人で周回が必要なゲームをする際、PS4ユーザーのロードを待つ時間は思いのほか長いです。次々にプレイして先へ進みたい方は、PS4以外のハードで遊ぶといいでしょう。

デメリット② スマホは高温になりやすく長時間のプレイに不向き

スマホは使い続けていると高温になりやすいため、長時間のプレイには向いていません。スマホでの連続プレイ時間の目安は30〜60分程度。周回が必要なゲームを長時間、複数人でするのには不向きと言えます。

3.  クロスプラットフォームプレイのやり方

ここでは Apex Legends を例に挙げて、クロスプラットフォームプレイのやり方を解説します。

クロスプラットフォームプレイの設定の有効化

 Apex Legends では、クロスプラットフォームプレイをするための特別な操作は必要ないです。デフォルトでは、設定の「ゲームプレイ」タブにある「クロスプラットフォームプレイ」の項目が有効になっています。

クロスプラットフォームプレイをしたいのに上手くいかない場合は、この項目を確認するといいでしょう。クロスプラットフォームプレイを無効化したい場合は、この項目を無効にすればOKです。PC 版でも同じ方法で有効化や無効化ができます。

​​フレンドの追加

フレンドとパーティーを組みたい場合には、フレンドを招待するか、フレンドのパーティに入ります。クロスプラットフォームプレイの設定が有効になっていれば、いずれも可能です。

パーティへの招待や参加は、ロビー画面でできます。レジェンドの左右にあるひし形を選択するか、ロビー画面の右下にある人が3人並んでいるアイコンを選択すると、フレンド一覧が表示されます。プレイしたいフレンドを選択し、招待するかパーティーに参加すれば、一緒にプレイできます。

パーティのメンバーに1人でもPCユーザーが含まれれば、PC ユーザー用のサーバー上で戦うことになります。

そもそも一緒にプレイしたい人とまだフレンドになっていない場合、フレンド一覧画面の左下にある「フレンドを検索」から、その人のIDを入力して検索し、フレンド申請します。承認されれば、フレンド一覧に表示されます。


4. クロスプラットフォームプレイ対応ソフト【7選】

クロスプラットフォームプレイに対応したゲームの中でも、人気があり、ユーザーが多いものを選ぶと一緒にプレイできるフレンドの数も増えるでしょう。この項目では、代表的なゲームソフトを7つ、選んで紹介します。

①フォートナイト

フォートナイトは、アメリカの Epic Games がリリースしたオンラインゲームです。 PC 版、スマートフォン版、 PlayStation4 版、 PlayStation5 版、 Xbox 版、 Nintendo Switch 版があります。

クロスプラットフォームプレイをするには、 Epic Games アカウントが必要です。ゲームを始める前に Epic Games アカウントに登録しておくのがおすすめです。すぐにクロスプラットフォームプレイを楽しめるかです。アカウントを作成せずにゲームを始めてしまうと少し手間がかかります。

② マインクラフト

 Minecraft  (マインクラフト)はサンドボックス型のゲームです。ブロックやエンティティで構成された  3D  環境の中で、アバターを通じて自由に自分の世界を構築するモノづくりを楽しめます。

全てのマインクラフトがクロスプレイに対応しているわけではありません。クロスプラットフォームプレイに対応しているのは、統合版マインクラフトです。プレイヤー同士が一緒にサバイバルを楽しめるのは、統合版と呼ばれるマイクラのみなので注意が必要です。

統合版マインクラフトでクロスプラットフォームプレイをするには Xbox Live のアカウントが必須ですが、PC とゲーム機では登録の仕方などが少し違うので注意しましょう。ゲーム機の場合、ゲーム機のアカウントに Xbox Live のアカウントを登録し、一緒にプレイしたい人とフレンドになります。 

③ ドラゴンクエストⅩ


ドラゴンクエスト Ⅹ は、 WiiU 、 Nintendo 3DS 、 Nintendo SWITCH 、 PlayStation4 、 d ゲーム、 Windows PC に対応したマルチプラットフォームゲームです。

2020 年 2 月 25 日に新たに配信を開始したドラゴンクエスト Ⅹ は、ドラゴンクエストシリーズ初のネットワーク専用ゲームで、一つの世界に日本中のプレイヤーが集まり、ゲームを楽しみます。 HTML5 に対応したブラウザなら、パソコン、スマートフォン、タブレットのどのプラットフォームからもプレイできます。

④ スーパーボンバーマンR オンライン


スーパーボンバーマン R オンラインは、コナミデジタルエンタテインメントが配信するパーティバトルゲームです。対応機種は、 Nintendo Switch 、 PlayStation4 、 PlayStation5 、 Xbox One 、 Xbox Series X/S 、 Steam です。

ボンバーマンのボムを使用してライバルと戦うシンプルなルールは今も変わらず、新たに「バトル 64 」モードが搭載されました。最大 64 人の世界中のプレーヤーと同時対戦を楽しめるモードです。

アイテムを奪い合いながら時間とともに閉じていくエリアを行き来し、最後に残るエリアで生き抜いた人が勝者です。グランプリモードでは、まるで e スポーツのように 1 vs 1 、 2 vs 2 、 3 vs 3 の本格バトルを楽しめます。

⑤ スペルブレイク

スペルブレイクは、ホローランドを舞台に、2つの強力なマジックガントレットを使って戦うアクションバトルロイヤルゲームです。

スペルブレイクのアカウントを作成し、対応しているプラットフォームのいずれかからアクセスすれば、ゲームの進行やゲームの記録、カスタム設定などを保持できます。プレイヤー自身のアカウントから、友だちの検索やクロスプラットフォームのチーム結成ができます。

 PC 、 PlayStation4 、 Nintendo Switch 、 Xbox One でのクロスプレイとクロスセーブに対応しています。

⑥ Apex Legends

Apex Legendsは、3人1組のチームで、60人20チームの中の1位を目指して戦うバトルロワイヤルゲームです。PlayStation4、Xbox One、PC向けに配信しています。

多くのプレイヤーがチャンピオンを目指して戦っています。プレイヤーのレベルや課金要素がバトルに影響を与えないため、初心者と既存プレイヤーとの差がないのが特徴です。これから始める人も楽しく遊べます。

キャラクターの動きが素早いうえ移動や戦闘のテンポがいいので、直感的に遊べます。こうした点が多くの人に支持され、日夜、多くのユーザーがチャンピオンを目指し戦っています。

⑦ オーバーウォッチ


オーバーウォッチとはブリザード・エンターテインメントが製作・販売するアクションシューティングゲームです。プレイヤーは、オフェンス、ディフェンス、タンク、サポートの種別の中から1人キャラクターを選択し、ゲームごとの目標の完遂を目指します。

クロスプラットフォームプレイに対応し、ゲームは 6人 vs 6人 で行われます。PlayStation4、Xbox One、PC、NintendoSwitch に対応しています。自分がプレイするプラットフォームのオンラインIDを、無料のBattle.netアカウントにリンクする必要があります。


5. クロスプラットフォームプレイの課題

ゲームの楽しみを広げてくれるクロスプラットフォームプレイですが、実は課題が3つあります。1つずつ、見ていきましょう。

ラグに関して

 PlayStation4 は、PCやスマートフォンなどほかのハードに比べて特定のプラットフォームのロードが遅い場合に、他のプラットフォーム利用者も引きづられてロードが遅くなることがあります。ロードが終わりさえすれば快適にプレイできるのですが、周回でのマルチプラットフォームプレイでは、PlayStation4 ユーザーのロード時間を待つのに時間がかかる場合があります。 

サーバーの強化は必須

クロスプラットフォームプレイの完全実装までには、サーバーの強化が必須です。ゲームに上手く接続されない、サーバー落ちといった症状が出ることが問題点として挙げられます。
クロスプラットフォームプレイで快適なゲームを提供するための、サーバー開発の難易度は高いと言われています。

パッドのエイムアシストの調整が難しい

FPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム)をパッド(コントローラー)でプレイする場合、エイムアシスト機能を付けていることが多いのではないでしょうか。

エイムアシスト機能の精度設定をするには、細かい調整と多くのフィードバックが必要です。他の機種とバランスを保ちながら共存しなくてはならないからです。多くのユーザーが気持ちよくプレイするためにも、早期の調整が求められます。

 

6. クロスプラットフォームプレイでゲームの楽しみが広がる!

クロスプラットフォームプレイは、仲間とパーティーを組んでゲームを楽しんだり、ハードの垣根を越えて好きな時間・場所で自由にプレイしたりすることを可能にしました。一方で、ハードによっては複数人でのプレイに時間がかかったり、長時間のプレイが難しかったりといったデメリットもあります。

とはいえ、クロスプラットフォームプレイに対応したゲームタイトルは増えており、課題点が改善されれば、ゲームの楽しみがどんどん広がっていきます。ゲームタイトルによって対応しているプラットフォームや、クロスプラットフォームプレイに対応している版が限られているケースがあるので、しっかり確認した上で、クロスプラットフォームプレイを楽しみましょう。